根菜の糖質に気を付けるべき? | 低糖工房コラム
目次
そもそも根菜とは?
ごぼう、人参、れんこんなど土に埋まっている部分を食べる野菜の総称。
長期間土に埋まっているため、たんぱく質や糖質に中心に栄養をしっかり蓄えています。一方、急な血糖上昇を抑える食物繊維も多いため通常量であれば制限の必要はないでしょう。しかし、芋類には注意が必要です。
根菜の糖質は制限が必要?
糖質制限を気にする方にとって根菜に含まれる糖質は気になるところ。健康面を考えると積極的に摂りたいけれど糖質のとり過ぎにならないだろうか?と心配になります。
根菜のメリット
根菜とは、ごぼう、人参、れんこん、大根など土に埋まっている部分を食べる野菜の総称です。
これらは土の栄養を吸収し、たんぱく質や糖質を多く含んでいます。さらに食物繊維が豊富に含まれるのも特徴です。
根菜の中でも糖質が多いごほうは、100g中、糖質9.7gですが食物繊維も5.7gと豊富です。食物繊維を多く含む食事を積極的にとることで食後血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。また、レタスやキャベツなどの葉野菜と比べて咀嚼回数も増えるため肥満防止に役立つというメリットがあります。
いも類の糖質は大丈夫?
根菜類には、いも類も含まれます。特にじゃが芋、さつま芋はエネルギーと炭水化物(糖質)が他の根菜と比較しても非常に多くなります。例えば、さつま芋100g140kcal、糖質30.3gと高値になります。最近のさつま芋は、蜜が入る糖度の高い品種が人気で種類も増えています。しっとりとして食べやすいのでつい食べ過ぎてしまいますからダイエット中にはおすすめできません。しかし、さつま芋には、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)が含まれているため小腸では吸収されず、大腸へ届き、腸内環境を整える役割があります。お好きな方は、良い点とそうでない点とをご理解頂き、食べ過ぎないようにしましょう。
根菜の調理方法に工夫を
料理に砂糖を使った甘辛料理と相性のよいごぼうやれんこんですが、サラダにするなど糖質を加えない調理方法を工夫することで食の楽しみを狭めることなく継続できるダイエットが望ましいですね。
まとめ
ひとくちに根菜と言っても様々です。糖質が気になる場合はいも類の摂取には注意しつつ、食物繊維の働きをうまく活用できる食事を心がけるようにしましょう。